マイクロスコープ(全か無かの法則)
2018.4.27|顕微鏡 拡大鏡
週末にお休みをいただき、大阪大学で行われた日本顕微鏡歯科学会に参加してきました。
いやー・・・治療技術の進歩はめまぐるしいですね。
確か2~3年前にどこかで
『こんな治療法がでてきたらしいよ!』
『へぇ~本当にできたらもう神経取るような治療無くなるじゃん!』
の会話をした覚えがあったけれど、今回の学会では
『プロトコルが出来上がりましたのでご紹介します。』
(注)プロトコル:複数の者が対象となる事項を確実に実行するための手順について定めたもの。
ですからね。 ちょっと油断したら『え?まだそんな治療してるの?』 って言われちゃいそうです。
もう一つのトピックとしては顕微鏡の使用台数でしょうか。
アメリカでは顕微鏡を用いる歯科治療が絶対であっても、日本ではまだまだマイナー感があります。 顕微鏡歯科治療を行っている歯科医院も決して多くありません。そんな中、学会でいろいろな先生の話を聞いていると、2台・3台持ちの先生が多いことに気が付きました。
当院でも今年に入って2台目の顕微鏡が入りましたが
なぜ顕微鏡診療を行っている医院では複数台持つようになるのかわかりますか?
答えは簡単で、顕微鏡での診療を知ってしまうと、1台じゃ足りなくなるんです。
スタッフと顕微鏡の取り合いになるんです。
ないと診療ができなくなるんです。
近い将来、治療を受ける側の方も『顕微鏡でなければ怖くて治療を受けれない。』という方が多くなっていく事と思います。
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